豊胸術には、必ずリスクが存在します。豊胸術によって異なるリスク、共通するリスクがあることもご存じでしょうか。リスクをきちんと把握することで、自分に合った豊胸術を選ぶこともできます。
ヒアルロン酸豊胸のリスク
ヒアルロン酸豊胸は、その手ごろな施術方法と金額で親しまれています。
ヒアルロン酸豊胸とは
ヒアルロン酸豊胸は、ヒアルロン酸を胸に注入してバストアップを実感することが出来る施術です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、元から人の体の中に存在する粘り気が強くさらに弾性も含むゼリー状の物質で、体の中の皮膚や筋肉、関節や目などあらゆるところに存在しており、細胞同士をつないだり関節と関節をつなぐ潤滑剤のような役割をしています。
ヒアルロン酸は、保湿性に優れており保水力がとても高い成分です。皮膚の表皮や真皮の中にも多く存在しているため、肌の乾燥を防ぎなおかつ、ハリやみずみずしさを与えてくれるため欠かせない成分です。しかし、20歳を境に少しずつ減少していき、自身の体内だけでは増やすことが難しいのも特徴です。
麻酔
ヒアルロン酸豊胸は、基本的に局所麻酔のみで施術を行うことが可能です。ただし、痛みが心配な方は静脈麻酔など他の施術を併用することが可能ですのでドクターと相談する必要があります。
施術方法
ヒアルロン酸豊胸の施術方法は、バストアップさせたい箇所に注入針で注入をするのみです。メスを使わずに簡単な施術となっています。
リスク
しこりの原因になりやすい
ヒアルロン酸は、もともと体の中にあるため外からヒアルロン酸を加えてもアレルギー反応や異物反応が起こらないと認知されていますが、異物と認識されてしまい、注入したヒアルロン酸の周りに繊維の被膜を形成してしまい、その繊維周りが固くなってしまうのでそこからしこりになってしまうケースがあります。また、しこりを放置しておくと炎症を起こしてしまう恐れがあります。
炎症
ヒアルロン酸を注入する際に細菌が体内に入り込んでしまい、入れたヒアルロン酸の周りで炎症を引き起こしてしまうことがあります。
炎症してしまうと、痛みを伴いますので急速な対応が必要です。炎症してしまった場合は抗生剤の点滴で治る場合もありますが、稀にですがヒアルロン酸溶解剤を使用しても良くならない場合があります。そういった場合は、ヒアルロン酸を吸引することで取り出すといった処置が必要となることがありますので、注意してください。
持続性が無い
ヒアルロン酸の持続性は他の施術と比べても持続性がありません。その原因は元々ヒアルロン酸が体内の物質であるために、少しずつ体内の中に吸収されてしまうからです。また、その持続性も少なく2か月から半年で体内に吸収されてしまうと言われています。
そのため、施術を行う方の特徴はウエディングなどの特別なイベントの為に施術を行う方が多いです。
