豊胸術には、必ずリスクが存在します。豊胸術によって異なるリスク、共通するリスクがあることもご存じでしょうか。リスクをきちんと把握することで、自分に合った豊胸術を選ぶこともできます。
シリコンバッグ豊胸のメリット・デメリット
豊胸と言えばシリコンバッグといったイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。シリコンバッグ豊胸は近年のメスを入れない（切らない）豊胸と比べ、大がかりな手術で怖いと思われる方もいるでしょう。
そんなシリコンバッグ豊胸ですが、大幅なサイズアップが可能で、歴史も長く、豊胸大国アメリカではメジャーの施術でもあります。
シリコンバッグ豊胸とは
シリコンバッグ豊胸は、豊胸手術の中でも歴史が古く未だに用いられることから認知度の高い施術です。
近年の豊胸手術は切らない施術、メスを使わない施術が主流になっていますので、昔ほど人気は無くなってしまいましたが、シリコンバッグ豊胸はシリコンバッグのサイズを自身で選ぶことができるのが、やはりシリコンバッグの特徴ともいえます。バストアップできるサイズの幅広さが根強い人気の理由とも言われています。
施術方法
シリコンバッグ豊胸は、わきの下か乳房下縁にメスを入れ切開をしシリコンバッグを挿入する施術方法です。日本人の女性は痩せている人が多いため、シリコンバッグの輪郭がでにくくなるため、ナチュラルにバストのボリュームがアップする大胸筋下法を受ける方が多いと言われています。
メリット
大幅なサイズアップが可能
シリコンバッグ豊胸は自身でサイズを選ぶことが出来ますので、大幅なサイズアップも可能です。ただし、自分の体形に合わないシリコンバッグを挿入してしまうと、空間が無いために、破裂や、変形の恐れがあります。
形の選択も可能
シリコンバッグの種類は年々増えてきています。シリコンバッグの形も様々で、胸の悩みによって入れるシリコンの形も変わってきますのでドクターと相談しながら決めることが出来ます。
デメリット
傷が残る
シリコンバッグ豊胸は、メスが必要な施術ですので、傷跡2～4cm程度で他の施術と比べ目立ちます。もちろんドクターによって目立たないような施術を行うクリニックも存在しますが、全くわからない傷跡というのは不可能に近いでしょう。
ダウンタイムが長い
シリコンバッグ豊胸は、メスが必要な施術ですので、ダウンタイムも長くなります。また、痛みもその分長く感じることになります。
バッグ破損
シリコンバッグは外部からの衝撃などでバッグが破損してしまう場合があります。また、破損してしまうと、中身が炎症を起こしてしまいますので再度メスを入れて取り出す可能性もあります。
シリコンバッグを定期的に交換する必要がある
半永久的に維持することができるとシリコンバッグ豊胸は言われ人気となりましたが、それは間違いです。バッグにもよりますが10年程度で交換することが望ましいです。交換を怠わったり、検査をしっかりとしていないと、気が付かずにバッグが破損していたり、しこりになってしまいます。
