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豊胸を失敗しない方法を知りたい。

豊胸術の失敗例

豊胸術にはリスクがつきものです。豊胸の失敗例と原因を把握することで、間違った選択を未然に防ぎ、納得のいく豊胸術を選ぶことができます。
ここでは、実際にあった事例を紹介していきます。

ヒアルロン酸豊胸での失敗例

過剰な注入によるしこりの例

ヒアルロン酸豊胸後数年が経過したころ、施術を受けた胸にしこりのようなものが出来ていることに気づいたらしく、検査を受けたところ数センチの大きさのしこりがエコー検査で発見されたそうです。この場合クリニックによりますが、しこりを摘出するかヒアルロン酸を分解する注射を打つかの、大きく2通りの方法がありますので、担当医に相談し適した除去を受けるようにしましょう。
ちなみにヒアルロン酸豊胸によるしこりは、一カ所への注入量が多い場合にできやすいと考えられます。

シリコンバッグ豊胸での失敗例

例①シリコンバッグが破損した

過去にシリコンバッグ豊胸を受けた方で、突然胸に痛みを感じたため、痛みに耐えかねて病院でエコー検査を受けたところ、シリコンバッグが破損していることが原因だったそうです。
シリコンバッグが破損する原因としてはカプセル拘縮(シリコンバッグの種類によっては防ぐことが可能)か、外からの強い衝撃による破損のどちらかが考えられます。上記の方は、突発的であったためカプセル拘縮であると考えられますが、日ごろのマッサージや定期健診を続けることで、未然に防ぐことができることがあるそうなので、担当の医師に相談することをおすすめします。

例②シリコンが固くなった

こちらもカプセル拘縮によって起こることが多い症例となります。多くのクリニックで、よくテニスボールぐらいと例えられることが多いのが特徴で、挿入したシリコンバッグが変形している場合があります。
カプセル拘縮は、悪化が進むと炎症を起こし石灰化をさらに引き起こす可能性があるので、違和感を感じた時点で早めの診察を受けるようにしましょう。

脂肪注入豊胸の失敗例

例①瘢痕化によるしこりの例

ただのしこりが悪化した例として、膠原線維沈着が進行していくと瘢痕化してしまうことがあります。こうなってしまうと、除去するためには手術が必要となる場合が多いらしく、そうなる前に未然に防ぐのが最善だそうです。
ヒアルロン酸の「過剰な注入によるしこりの例」と同様に、体内に少しずつ注入し1カ所に集中しすぎないことが、最大の予防といえるそうなので担当医の腕次第と言えるかもしれません。

例②石灰化になってしまった例

脂肪注入を受け数年単位の月日が経過した際に、注入した脂肪が壊死することでしこりが出来てしまう場合があるそうです。そのしこりに、体内にあるカルシウムがさらに沈着することで、石灰化となるそうなので、注意が必要となります。
石灰化してしまうと、しこりよりも硬くなってしまうためさらに違和感を感じます。除去するためには、胸を切開する必要があるらしいのでしっかりと予防をしていきましょう。

リスクゼロの豊胸術は「ない」

クリニックが取り扱っている豊胸術のほとんどは、必ずリスクがあり、100%安全とは残念ながら言い切れないのが現状です。豊胸術を受けるのであれば、自身の受ける豊胸術のリスクを把握し、どのような要因で起こりやすいかを知っておくと良いです。例えば、ヒアルロン酸豊胸や脂肪注入豊胸で発生しやすいしこりは、主に施術中の注入方法や医師の技術で左右されやすいとされています。もちろん、本人の体質による場合もあるので断定はできませんが、多くの事例で原因に挙げているのは前者です。クリニックによって施術方法が違いますので、施術前にカウンセリングの段階でどのように注入していくのかを、医師に確認することをおすすめします。
また、豊胸術後に違和感を感じた場合は、気のせいだと放置したり、病院に行くのを躊躇してはいけません。発見が遅れると、取り返しのつかないほど悪化してしまう可能性がありますので、リスクを最小限に抑えるためにも、定期的に自分の胸に異常がないか確認をしましょう。

豊胸術には、必ずリスクが存在します。豊胸術によって異なるリスク、共通するリスクがあることもご存じでしょうか。リスクをきちんと把握することで、自分に合った豊胸術を選ぶこともできます。

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豊胸術には施術の種類がたくさんありますが、豊胸手術はいろんな施術方法があり、同じ豊胸目的でも特徴や長所、短所が異なります。何となく有名だから、お得だからと安易に決めるのは危険です。それぞれの特性を理解した上で、豊胸術を吟味するようにしましょう。

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失敗例の事例などを確認することで、失敗しない対策のコラムです。失敗例を把握することによって、自分自身のリスクを減らすことが出来ます。

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